先日、パパ友と飲み会をしてきました。パパにはパパにしかわからない悩みがあると思うので、話題に出た内容を記しておきたいと思います。
1人目のパパは、ママが完璧主義であることを悩んでいました。そのママは何でも自分でやりたがる、家事も育児も仕事も。でもママはスーパーマンではないから、キャパオーバーになることもしばしば。その際、パパにきつく当たるのだという。「パパはいつも自分の好きな事ばかりやって、育児・家事をやらない。」しかし、パパ側からの意見を訊くと、そういう感じでもない。保育園の送り迎えはしてるし、洗濯・掃除もするし、なぜ怒られているのかわからない。
実際のところはわからないが、私が思うに、育児に対する自己評価と他者評価に相違があるのだと思う。よく、育児は夫婦どれくらいの割合で分担しているか?という質問を投げかけると、パパは「50:50」と答えるのに対し、ママは「90:10(でママ優位)」と回答するという話を訊く。これはおそらく、夫婦で「育児」と捉えている範囲が異なるのが原因だと思う。結構ささやかな家事・育児がママにとってはストレスだったりする。例えばゴミ箱(おむつゴミ箱)の袋を交換するとか、保育園に持っていく衣服に名前を書くとか、子供を予防接種に連れていくとか。パパも、ママと同じくらい広い範囲の育児を把握することができれば、上記の比率は同じに近づいているのではないかと思う。
2人目のパパは、子供が2人いるが離婚していて、2週に1回程度は子供と会っているという。そのパパには恋人ができて、恋人は結婚を望んでいるのだけど、パパが子供と会うことをあまりよく思っていないとのことだった。確かに恋人からすれば、仮に結婚して自分たちに子供ができた場合も、パパは前妻との子供と今の頻度で会うのか?とかそういうことを考えるのだと思う。一方、パパからすれば、離婚はしていれど自分の子には変わりなく、定期的に会いたいと思うのも自然だと思う。これは、恋人側にある程度の許容度が必要だと感じた。特に初婚と再婚のペアの場合は、その辺りに意識の相違が起こりうるので、付き合っている段階で話し合っておく方が良いのだろうと思った。一方、再婚同士であればその辺りの感覚も似ているので、よりうまくいくのか?と思ったりもする。
改めて、夫婦と言えど元は別々の人間。全く同じ価値観になるはずはない。その差を持ってしても、一緒に居たいと思えた相手であるのなら、その差異を許容するもよし、話合って溝を埋めるもよし。1番よくないのは、相手はわかってくれるだろうと過信することだとつくづく思った。