パパの育休取得期間

産後パパ育休制度など、国も力を入れるパパの育休取得。しかし実際には、「そもそも育休ってどれくらいの期間取れるの?」「どれくらいとった方が良いの?」と思っている方も多いはず。ここでは、curlypapaが実際に取得した育休、これから取得予定の育休、また育休期間を考える目安について解説します。

  1. 育休って何日取得可能?
    育休(育児休業)は原則子が1歳に到達するまでに取得できる「国が法律で定めた公的制度」です。会社は基本的に、従業員の育休を拒否できませんので、従業員の持つ重要な権利の1つと言えるでしょう。会社の人事制度により、1年以上取得できるケースもありますので、会社の人事規定等を確認しましょう。
  2. どれくらいとった方が良いの?
    少なくとも1ヶ月、可能であれば2ヶ月以上が良いと思います。(私は1人目の時は1ヶ月取得しました。2人目(2023年)は3ヶ月の取得を予定しています。)育休というと、子供の世話をするためにとると思いがちですが、「ママのための育休」と考える方が良いと思います。少なくとも1ヶ月必要なのは、出産により消耗したママの身体を、いち早く元通りにするためです。
  3. ママのための育休?
    出産時のママの大変さは、パパの想像をはるかに超えます。詳しくは別のページでお話ししますが、ママが出産前と同じ体力(生活)をとりもどすには、約2ヶ月かかります。この期間を産褥期(さんじょくき)と言います。パパの育休を可能であれば2ヶ月以上取得した方が良いのは、この産褥期にママのサポートに専念できるからです。特に出産後直後のママは、新しい子供の世話に加えて、自分の身体のケアもしなければならず、家事をすることさえままなりません。この期間はパパのサポートは必須です。

【まとめ】
パパの育休は、少なくとも1ヶ月、可能であれば2ヶ月以上が望ましいです。育休は子供の世話も必要ですが、「ママのための育休」であることも忘れてはいけません。仕事の調整などで難しいこともあるとは思いますが、ママや子供にとってのパパは1人しかいませんので、積極的な育休の取得を検討してみてください。

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